2011年 10月 28日
フランスの治安チェックしていると、黒いスーツを着た男性に呼び止められた。
”ここで、携帯を出すのは、避けてください。危ないですよ。”
慌ててバックに携帯をしまった。
学校選びのときに、”この地域危なそう。”と思っていたけれど、学校は
一般企業のオフィスもあるしっかりした建物内にあるし、駅からも徒歩
5分以内だった。そして、目の前の建物には”アトリエ エルメス”と書
いてあった。エルメスって、あのバーキンのエルメス? まさか、こん
なところに。最近、私は遠視がひどいので読み違いも、しばしば。
確認のために建物に近づいてみると、屋上に、馬に乗った騎士の像
が見えた。本物だ。
エルメスの事務所があるなら、そんなに危なくはないだろう。と短
絡的に判断してしまった。
ところで、
”この地域って、そんなに危ないんですか。”
黒いスーツの男性にと聞いてみた。
”ひったくりなどは、頻繁にあるので気をつけてください。悪ガキも
多いですから。”
”そうですか。親切にありがとうございます。
ところで、あなたはここで何を?”
”エルメスの警備員です。”
そうなんだ。警備員さんって、建物の前か、玄関前に立っているの
かと思ったら、エルメスから100メートルくらい離れた向かいの道の
路肩にもいるんですね。ここからは、建物全体が監視できるな。
放火とかあるんだろうな。
by miyucat910
| 2011-10-28 16:42
| パリの日常