2010年 07月 10日
解剖デッサン
一見、テリーヌのように見えますが・・・。
頚椎6番の断面図です。
解剖学の試験では、文章問題の他に、この種のデッサンが2つ出題されます。
デッサンには、いろいろな要素が凝縮されているので解剖学を明確に理解して
いないと描けないのです。解剖学の先生曰く「解剖学を学ぶには、デッサンで
覚えて文章化する癖をつけないと、膨大な量の文章は覚えられない。」とのこ
と。なので、解剖学の授業は、先生が説明しながらデッサンし、それを書き写す
形式で進められます。そして、最後に文章のみで描写された、膨大な資料を渡
されて、それを家で読む。この資料を読むのが私には一苦労。専門用語と解剖
学的な表現が多いので、ところどころに日本語訳を書き込みます。フランス人の
友人が私の資料をのぞき込んでひっくり返りそうになりました。
そう、勉強にそれくらい時間がかかります。
by miyucat910
| 2010-07-10 01:38
| オステオパシー