2010年 07月 10日
解剖学の参考書まずは、KAMINA


こちらは、膝の関節部分の図ですが、カラフルで全体が
イメージしやすいです。この本は一冊に上肢・下肢が
まとめられています。
おすすめのポイントは、写真にはありませんが、神経・
動脈・静脈系統の図がとてもわかりやすいところです。
しかし、試験で出題される解剖デッサンは次にご紹介
するMichel Dufourの方が詳しく載っています。

こちらは3巻に分かれており、上肢、下肢、胴体とあります。
膝の部分でKAMINAと比較すると。。。

一部分をいろんな角度でデッサンしているので、構造が理解
しやすいです。そして、試験で出題される断面図も豊富に載っ
ています。

私は前期にKAMINAを一冊購入しました。このときはまだ、
テストの出題傾向など何も知らなかったですが、クラスメイト
がMichel Dufourの断面図を数ページに渡って、スキャンをして
メールで送ってくれました。しかも、この参考書を持っていない
人の為に、クラス全員に宛てて。ちょっと感動しました。
参考書はKAMINAで70ユーロ、 Dufour3冊で100ユーロ
くらいだったと思います。学費の安いフランスでは、公立の大学の
年間の学費が300~500ユーロのところもあります。しかし、オス
テオパシー系の学校は年間で7600ユーロと高額。親に学費を出しても
らっている生徒には、高額な参考書を何冊も買うわけにはいきません。
by miyucat910
| 2010-07-10 02:52