2011年 02月 25日
人体解剖実習 22回目の解剖実習。1回目ほどの緊張はないが、心の準備が必要。
実習室へ向かう途中の廊下から、外の景色を見ながら心の準備。
今回は、肘下から手までの解剖。
担当の講師から、実習の重要ポイントの説明があり、実習開始。
やはり、最初の一時間はとても緊張する。解剖が進むに連れて、
少しずつ露出される筋肉や、神経、動脈などを目にすると、今ま
での緊張感が興味へと変わっていく。肘下全体の組織が露出さ
れてくると、肘を内側と外側に回転して、肘関節の動きを見る。
本で動きをイメージしていても、実際に解剖して、動きをみてみる
と脳裏への焼きつき方が違う。精巧な身体のしくみに感動する。
また、少し気持ちの余裕が出てくると、前回に解剖した遺体との
比較で、筋肉の弾力、血管の張りなども、こんなに個人差がある
ものとかと思う。きっと長年寝たきりで、薬づけになっていたのかも
などと想像してしまう。実際に、健康によくないと分かっていても
やめられない悪習慣など、身体の中にかなり影響してくるんだろう
なぁと考えさせられた。
by miyucat910
| 2011-02-25 23:19
| 学校生活