人気ブログランキング | 話題のタグを見る

人体解剖実習 3  

 
  3回目の解剖実習は股関節から膝の部位。

  いつもなら、少し緊張するものの、今回はとても冷静。

  しかし、解剖実習室に入る前にいきなり、何の覆いもない二人の
  
  遺体とご対面。口はポッカリ開いたまま、顎が天井を向いている。

  解剖実習室の前は、遺体を洗浄をする場所らしく、いつもここを通

  って実習室にはいるのだが、遺体が置かれているのは見たことが

  ない。

  この時期、フランスはバカンスシーズン。学校は2週間の休講。

  就労者も休暇を取って、スキーに出かける人も多い。

  その為、この大学も人手不足なのか??? それにしても、真っ

  裸のまま置かれっぱなしは、尊重の念がない。やはり、日常

  的に同じことを繰り返し行っていると、あまり考えないで行っ

  てしまうのだろうか?

  

  さて、今回は”自称マニアックな解剖を行う”という初老の講

  師が担当してくれた。まず、いつものように実習の重要ポイ

  ントについての説明。

  
人体解剖実習 3  _c0202508_03433.jpg


   特に、Trigon Femoral(日本語ではスカルパの三角という

   らしい。)は鼠蹊靭帯(そけい靭帯)、大腿神経、大腿動脈、

   大腿静脈、縫工筋、長内転筋、そして深部は、腸腰筋、恥

   骨筋から成なる重要な三地帯。
 
  
人体解剖実習 3  _c0202508_0371735.jpg


   実際に見て、大腿神経は思っていたより、ずっと太い。

   そして、今回の身体は、中肉中ぜいの方でしたが、組織

   深部にも脂肪があり、解剖にも苦労していた。こうした代謝

   障害のある身体は、コルチゾールの治療をしていた可能性

   が高いそう。最後に、今回の講師は解剖が終わった後の身体

   を丁寧に縫合していた。これは、3回目にして初めてみた終わ

   り方だったので、好感が持てた。
by miyucat910 | 2011-02-26 01:01 | 学校生活