2011年 09月 20日
結婚離婚しているけど、宗教上は離婚できないの。”と言っていたのを
思い出した。
1年ほど前に、友人のお父さんが結婚をした。しかも、知り合って
1ヶ月ほどの電撃婚。(婚姻届)なんでそんなに急ぐのか?
相手の女性が敬虔なカトリック教徒なのだ。
なので、婚前交渉が許されない。(でも、45歳なんだけど。。。)
フランスって結婚する前から同棲して、そして結婚という形式を
取らずに、子供を作るなんてことも珍しくない。
一方で、敬虔なカトリック教徒も存在するのだ。(ほんとに?)
話は戻って、友人のパパは再婚になるので教会で結婚はできない。
でも、彼女的には市役所の婚姻届だけでは、宗教上の結婚にはなら
ない。そこで、友人のパパは教会に”初回の結婚の取り消し”を申請
したのだ。
そして、申請から1年が経ち、晴れて教会で結婚式が挙げられるように
なった。でも、子供としては複雑な心境にちがいない。彼は結婚式には
出席しないらしい。一方、彼の妹はパパと腕を組んで(バージンロー
ド? でも、結婚するのはパパ。)教会を歩くのを楽しみにしているら
しい。
私だったらどうだろう? 結婚の取り消しって、自分の母親との関係や
自分の存在も否定されてしまった気になるな。離婚より酷かも。
でも、新しい人生を歩むということはそういうことなんですね。
by miyucat910
| 2011-09-20 21:32
| パリの日常