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耳鼻咽喉の症状とオステオパシー

先日、小児オステオパシーの授業を受けた。
講師は、この道25年の専門家。この講義の為に南フランスから来て
くれた。今回は、とても興味深い話がたくさん聞けたので、その一部
を話題にします。

彼が専門とするのは、生後〜12歳くらいまでの子供の治療。
その大半が、鼻炎、副鼻腔炎、耳炎、咽頭炎などの症状で悩む患者
さん達。これらの症状は、炎症なので細菌やウィルスによって感染す
るのが発端ですが、症状を繰り返し、慢性化する場合は、顔の骨を
繋ぐ縫合が原因。この縫合が固くなって慢性化しやすい構造上の
問題を作っています。

それらの、3大原因とは。。。

1. 胎児の子宮内のポジション
2. 分娩時の圧迫
3. 外傷、衝撃(テーブルの角に顔をぶつける、転ぶ、こども同士
   おでこや顔をごっつんこ。子供なら日常茶飯事の怪我や衝撃)

これらの、圧迫や衝撃で顔の骨を繋ぐ縫合が固くなってしまいます。
これは、大人になってもひきずるので、慢性の症状がある人はこの
ポイントを疑ってもいいと思います。

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具体的な治療は、固くなった縫合を緩めて、柔軟性や弾力を
もたせます。

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治療の回数は、個人差がありますが一般的には、若いほど改善は
早いです。

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10日に1度の割合で、症状が改善するまで途中でやめない事です。
目安としては、子供で平均4回、大人で8回ほどです。
講師曰く、25年前、いまでも時々、オステオパシーの治療が認めら
れず批判もあったそうです。しかし、理論的なことをきちんと説明
すると納得される方がほとんどだそう。患者さんの中には耳鼻科医
のお子さんもいらっしゃるそうです。
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骨と骨との間の動きをつける治療なので、痛みもほとんどなく安全
な治療です。
余談ですか、こどもの頃になぜかいつも鼻水たらしている子を思い
出しました。だらしないだけが原因じゃなかったんですね。023.gif
by miyucat910 | 2012-06-26 07:16 | オステオパシー