2013年 03月 02日
治療院研修彼は、もともとキネジテラプット(理学療法士)だったがオステ
オパシーに興味を持って転向して以来、30年のキャリア。
最初の患者さんは、スポーツで肩を脱臼した若い男性。
今回は、2回目の来院だったが回復の早さに患者さんは大満足
だった。すでに、軽いトレーニングを再開していた。
「先生曰く、キネの治療だったら10回通ってもここまで筋力は
回復しないよ。」とオステオパシーの治療の有効さを語っていた。
次々に患者さんが訪れて、その場で80パーセントの症状が改善
される。痛みはすぐにとれるものが大半だが、数日かかるものが
あるそうだ。一日の治療の終わりに今日の患者さんの治療につい
て説明してくれた。筋肉が原因の様々な症状には、スポーツや職
業があるが、精神的なものも多い。精神の場合、オステオパシー
の範疇ではないそうだ。
そういえば、ほかの先生も似たようなことを言っていた。
オステオパシーの治療で体がラクになるので、マッサージ感覚で
毎週1回来たがる患者さんもいるそうだ。商業的にはその方がい
いのだが、これは本来のオステオパシー治療ではない。一週間で
また同じような症状で戻ってくる場合は、治療の効果も出ていな
いし、オステオパシーの範疇ではないそうだ。治療院に来て、話
を聞いてもらったり、体をケアしてもらって気分もラクになると
いう考え方もあるが、これはオステオパシーの治療ではないらしい。
確かに、マッサージでよいのなら、オステオパシーを学んだ意味が
ない。
by miyucat910
| 2013-03-02 05:54
| オステオパシー