2020年 05月 05日
治療家として先日、久しぶりにブログを更新しましたが、私にとって
オステオパシーを学ぶ過程では時々、ブログを更新して
いました。
しかし、オステオパシーの治療に入ってからは、ブログ
で治療の日々を綴る事が、とても重く感じられて封印
していました。
それは、私自身が感情移入しやすい性格だったから
かもしれません。
最初のカウンセリングで、患者さんが、過去に受けた
心理的外傷や、病気の治療など詳しく説明してくださる
事が多いんです。最初は、初めて会った私にそんな
秘密をと。。。😱
動揺を見せないように、冷静に努めますが、
その時点で、こんな大切なことを知らされて
しまってことに責任感を感じてしまい、必要
以上に頭を悩ませてどっと疲れてしまいました。
そんな話を同業のエミラにしたら、「私も気持ちの
切り替えができない時期があったけど、
今は大丈夫。」
彼女は、パリの郊外に治療院を構えていて
予約は3ヶ月待ち。
「このままだと自分が、疲弊してしまうので週に3日
しか働かないことにしたの。この状態で仕事を続
けてたら、この仕事が嫌いになっちゃうから。パリを
離れて海の近くに住みたいし、田舎暮らしなら、お金も
そんなにかからないし。」
と言って彼女は引っ越した。片道3時間かけて新幹線で
パリに来る。寝るだけの小さなアパートをパリに借りて
3日間はそこに泊まって木曜日の朝に田舎へ帰る。
パリにはこんな生活をしているオステオパスは、
珍しくない。やはり、ひとのケアをするには自分が
充分に満たされてないと長続きしないと感じた。
私は、これまで美容の仕事、治療院と好きなことを
仕事にしているので、休みがなくても全く苦になら
なかったのですが。。。
都市封鎖を通じて、自分の時間を十分に取ることで
新しい事がたくさん見えてきた。改めてこういう時間が
必要だったのだと感じました。😅
by miyucat910
| 2020-05-05 22:02
| オステオパシー