バターがたっぷりすぎて胃がもたれるのだ。そんな時、ローズ
マリーのスコーンを作る。ローズマリーは集中力アップに最適。
なので、朝に食べると頭が冴える。
今回は、少し固めに仕上がってしまったけれど、もちもちの
スコーンにする方法を発見した。それは、こちら。。。
ヨーグルトを多めに混ぜること。しかも、牛の乳ではなく、雌羊の乳。
”lait de brebis”を使ったヨーグルト。
これは、牛乳のヨーグルトよりも酸味が少なくて、お腹にも優しい。
このほかに、雄羊の乳ヨーグルトもあるけど、やや匂いに曲あり。
私は、ちょっと苦手。
最近は、ほかにもローズマリーシリーズのレシピを試作中です。
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by miyucat910
| 2012-12-15 12:36
| フード
ここまでの道のりはほんとうに長かった。
3年間もの間、理論の習得に苦しんだ日々。
技術の授業はあるものの二十代の同級生を相手に、技術
練習。二十代の若い体では、痛みに悩むこともなければ
ストレスレベルもさほどない。習ったテクニックが有効なの
か実感のないまま今日まで。
学校付属のクリニックで、治療を開始してからやっと、楽し
いと思えるようになってきた。
クリニックでは、10個室の治療室があり、常時10人の
治療師(4年生と5年生の生徒)が待機。そして、10人
の見学者(3年生)と講師1一人がいる。
通常、一般のオステパスの治療は、60ユーロから100
ユーロくらい。学校付属のクリニックでは、年間75ユーロ
で何度でも治療を受けられる。技術レベルは、高くなくても
ちょっとした痛みでは、成果が上がっているので好評。
患者の80パーセント以上は60歳以上。そのほとんどは
腰痛に悩む方々。治療は一回につき最大45分の時間枠。
その中で、問診、検査、治療の流れで行っていく。
検査とは、痛みのパターンや、症状から原因を見つけるた
めの触診。ひとつひとつ関節を動かしなから、見つけていく。
私の場合、ミリ単位の違いを手の感覚で感じ取るのが一番
の難関。この検査の正確さが当面の課題です。
治療のテクニックは時間的には、平均15分ほど。
この点については、後日話題にしますが、正確で必要な
情報のみを脳に送ることが、重要。いろいろやりすぎると
脳への情報が混乱して治療効果が上がらないのだ。
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by miyucat910
| 2012-12-02 18:25
| オステオパシー
4年生のナターシャが病気で亡くなったという知らせだった。
夏休み前、あんなに元気で、笑顔の絶えなかった彼女が
どうして病気なの?と信じられない気持ちでいっぱいだった。
クラスメートが、みんなで贈るお花の手配や、葬儀のミサの
日程を知らせてくれた。
最初のメールから、10日経って教会でミサが行われた。
夏休みの途中で突然の訃報を聞いて、駆けつけた友達も、
この事実を受け止められないのは、一緒だった。
最初の症状は、結膜炎。頭痛が激しくなって病院へ運ばれて
入院。その日の夜にさらに頭痛が激しくなって、翌日に亡くな
ってしまった。
彼女はこの9月に5年生に進級し、あと1年で卒業だったのに。
学業を終えてからの、将来の夢もいっぱいだったに違いない。
ここまで彼女を育てたご両親のことなど、いろいろな思いが
めぐった。ナターシャと最後のお別れに集まった友達を目にすると
お互いが、想いを言葉にすることなく、それが涙に変わった。
あのお別れから、3ヶ月。 心の穴は埋められないけど、
日常の時間の流れに沿ってきている。
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by miyucat910
| 2012-11-25 18:22
| 学校生活
ヴァーレ氏は私たちの学校の講師であり、オステオパシー経験30年の
大ベテラン。 治療だけではなく、オステオパシー治療に関する訴訟
も扱っている。具体的には、裁判の際に、専門的な立場で見解をまと
める役割だそうだ。
今回、彼の治療院の研修は4回目。いつものように、治療室の片隅で
患者さんの治療を見学させてもらう。
彼がよく言うことは、オステオパシーの技術は3ヶ月もあれば覚えられ
る。難しいのは、症状の一番の原因をみつけること。そして、それに
的確な技術を施す。治療もシンプル。あまり、余計なことをしない。
治療のパターンを見てみると1回目の治療で8割ほど症状が改善でき、
あとは、体の自然治癒力が働くのを待って2週間後に再来。ここで、
ほとんどのケースは終了。なので、多くの患者さんは、1年ぶりとか、
2-3年ぶりの人。
客観的に見てるぶんには、面白いけど、実際に、自分が目指すには
道のりが遠すぎてやる気なくすな。
3回の治療で治せなければ、できない治療家なんですね。
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by miyucat910
| 2012-08-01 09:00
| オステオパシー
ひさしぶりの再会。エミリーが自宅でディナーを用意してくれた。
先週、ヴェニスを旅行した彼女達が買ってきたbellini(ベリー二)
桃のカクテルで乾杯。
ヴェニスのお土産話に花が咲いた。 ヴェニスのの写真を見せて
くれた。ふつうのお土産屋さんの店内には、カラフルな総レースの
Tバックが売られている。これなんだと思う?
水着。 しかも、男性用。 そう、イタリア人男性はTバックの水着が
主流だそう。彼女達いわく、イタリアはそういう文化だそうだ???
ところで、日本人は? と聞かれて、
”日本人男性はTバックの水着は、はかないよ。” と即答しよう思
ったがふと、ふんどしが頭をよぎった。これも、Tバックといえば、
同類かな?
なので昔はTバックは主流だったけど、今は相撲レスラー(水着?)
とか特別な場合にしか見かけないけど。。。と答えておいた。
夜もふけて。。。
話は尽きない。
あと、1ヶ月ほどで閉館してしまうホテルリッツ。これから2年半
もの間、改装工事に入る。
仕事での失敗談など、語りながらたのしいひととき。
キャンドルの火もきれいに映えてきた。ろうそくの光だけで過ご
す夜なんてひさしぶり。
これから、それぞれにいい事がたくさんありますようにと祈った。
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by miyucat910
| 2012-07-04 21:06
| パリの日常